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依
依代集
創作怪談 ・ 憑 ・ 祟 ・ 気
昭和から令和の奇譚

黒竜人

著 / 研一
向こうから、歩いて訪ねてくるものの話。
― 会ったあとに残るのは、痩せた体と、なぜか重くなった荷物だけ ―
全四作 憑 ・ 祟 ・ 気 昭和から令和 どこから読んでもよい
憑

黒竜人(こくりゅうじん)。そう呼んだのは、飲屋街に出入りしていた坊さんひとりだけだった。

入られた者は、痩せていく。体重は減るのに、体は重くなる。触れられた者にはすぐ効き、見られただけの者には、ずっとあとになって効く。

四作とも、語るのは当事者ではない。隣にいて、助けられなかった人である。

壱は、外から入り込まれる話。
弐は、自分から引き受けて、抱えたまま歩く話。
参は、道を教えない町の話。
肆は、帰りを待ち続けた家の話。

CONTENTS
収録
壱 命を吸う女と、消えた兄貴公開済 / 約 9,000 字 / 読了 約 16 分 / 恐 ★★★★☆ 弐 卵を三つ入れる坊さん公開済 / 約 8,900 字 / 読了 約 15 分 / 恐 ★★★☆☆ 参 帰りの切符を売る店公開済 / 約 8,300 字 / 読了 約 14 分 / 恐 ★★★☆☆ NEW 肆 道に迷う姉公開済 / 約 8,000 字 / 読了 約 14 分 / 恐 ★★★★☆ NEW
伍 ― 準備中 ―執筆予定 未公開
壱から読む